お外で実践!モンテッソーリ教育♪

モンテッソーリ教育を家庭でも取り入れることは、お家の中に限らず外遊びの中でも実践することができます。
一歩外に出てみれば、たくさんの草花があり動物に触れてみたりする機会を与えることができます。動植物のお世話をさせることで自然への配慮が身に付くのです。
3歳まではすべての印象を5感で取り込む時期だと考えられているので、お花を摘んでみたりそのにおいや肌触り、色を楽しんだりすることも重要なことなのです。
花飾りを作ったり押し花にしたり、こどもたちは個々に取り組んでいくことで創造力も豊かになることでしょう。
自然の中で学びたいならキャンプもおすすめです。
広い山の中では大きな声を出したり走り回ったり思いっきり遊ぶことができます。材料やイスを用意してあげたら料理もお手伝いしてもらいます。何でもやってあげるではなく、大人が少し配慮してあげることで子どものできることは広がるのです。
くだもの狩りは5感を刺激するのに効果があるといいます。普段の生活の中では見る・触ることはできても嗅ぐ・舐める・食べるといった体験は意外と少ないので、くだもの狩りから学べることはたくさんあるのです。
このときもなるべく自分で摘むことが大事で、自分で頑張って摘んだ果物をその場で味わうことができて子どもたちも大喜びです。
雨が降っても傘を持ってレインコートを着せて外へ出かけてみましょう。
濡れた植物をさわったり、においを嗅いだり、両手を出して雨の感触を確かめたり雨の日だからこそ体験できることがあります。モンテッソーリ教育では自然は多くのことをこどもたちに与えてくれるという考え方をしているので、モンテッソーリの園の生活だけに頼らず、家庭でも積極的にこどもと外に出ていくことが大切なのです。
子どもが興味のあるものを見つけたらそれに共感すること、そして触れかたを見せてあげることで次第に子どもも楽しみ方を自分自身でも見つけることができるようになります。
草花の名前を教えてあげようとして、これは何?と質問攻めにしたり知識を詰め込ませようとすることはしてはいけません。
大切なことは親も一緒に楽しむことです。
子どもが発見したことを親子で楽しむ、あとはそっと引いて見守ってあげましょう。