海外でベネッセの「こどもちゃれんじ」!【体験ブログ】

海外で出産し子育てしています。
ヨーロッパ人の夫の国で出産し、子供が6歳の時にヨーロッパの別の国に移り生活しています。
今日本では英語教育や第二外国語教育が暑いですが、私は海外で子供に日本語教育をするのに悪戦苦闘しています。
赤ちゃんの頃から、子供には自分は現地語を使わず日本語のみを貫き、子供が日本の年少さんに当たる学年の時に、ベネッセの「こどもちゃれんじ」を開始しました。
日本にいる母が実家留めで毎月受け取ってくれ、数ヶ月毎にまとめて私のところへ国際郵便で送ってくれました。
海外受講にすると月々の料金がとても高くなるので、実家の母に甘えてこの方法で小学校1年生の冬まで受講していました。
我が子の日本語はしまじろうに教えてもらったといっても過言ではないほど、こどもちゃれんじにはお世話になりました。
私と家にいるときはなるべく現地のテレビを見せないように、できるだけ日本のDVDなどを見せるようにしていたのですが、特にこどもちゃれんじの付録で付いてくるDVDがおいに入りで、何度も繰り返してみました。
ワークブックなども一緒に取り組むことができ、一緒に作業をしながら日本語でやり取りをするので随分日本語学習には有効でした。
毎月届く付録の知育おもちゃも、子供はとても楽しみにしており、私や夫はそのおもちゃの完成度の素晴らしさに、毎回ワーオ!と驚かされていました。
年中からは現地の日本人学校補習校の幼稚部に、毎週土曜日連れて行きました。
現地の日本人学校の校舎を借りて、土曜日の午前中3時間ほど、日本語での読み聞かせやひらがなのお勉強などをします。
上履きを履いたり、日本の学校の教室や廊下の雰囲気を味わえたり、とても良かったです。
補習校は父兄のボランティアで成り立っているので、色々な当番や役割があり、親の方は大変でしたが、子供は嫌がることなく毎週通いました。
日本人学校の図書館の利用ができ、毎週数冊の本が借りられたのが良かったです。
子供が年中、年長の間は、ほぼ毎晩、2冊から3冊の絵本を読み聞かせしました。
日本の小学校一年生になったばかりの時に別の国に引越しをし、補習校は続けられなくなってしまったのですが、進研ゼミ小学講座は冬ごろまで頑張って続けました。
毎月の赤ペン先生テストの提出が大変だったことと、日本語で算数を教えるのがもう大変で大変で、結局退会しましたが、こどもちゃれんじはやって良かったと思っています。
今年少の妹も、入会したところです。
日本語で算数や理科を教えるのはあまりにも大変なのでもうやっていませんが、海外の大使館・領事館で配布してもらえる日本の小学生用の教科書は申し込みをしていただいていて、国語の教科書は使い込んでいます。
今小学校3年生ですが、小3の漢字は頑張って覚えさせています。
「書けなくていいから、読めればいいから」と、励ましています。
音読みや訓読みの区別もついていないですし、熟語になると読めなくなってしまったりしますが、とにかく「この漢字は○○」とワンパターン読めれば合格ということにしています。
補習校時代、音読みが大事、音読み音読みとよく言われたので、今も国語の教科書の音読みはやらせています。
もしかしたら全部意味はわかっていないのかもしれませんが、日本語のリズムに慣れ、読むことにも慣れて置いて欲しいなと思ってやらせています。
結果、今9歳ですが、日本語はほとんどネイティブのように話せます。敬語などは怪しいですが、訛りも全くなく上手です。
お友達へのお手紙やカードも日本語で書けます。
6歳まで過ごした夫の国の言葉も未だに話せますし、今いる第三国の言葉もあっという間に上手になりました。
当初はバイリンガルを目指して始めた日本語教育でしたが、今やトリリンガルです。
この先も頑張って、中途半端なマルチリンガルではなく、3ヶ国語が自由自在に操れるようなマルチリンガルに育てたいと頑張っているところです。”