
発祥はアメリカボストンのサドベリー教育とは?
サドベリー教育という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
発祥はアメリカボストンにあるスクールと同じ考えのもと運営されている学校のことです。
数は少ないまでも日本にもあります。
サドベリースクールは、日本の義務教育の学校のような勉強を行いません。
学年・クラスがありません。
チャイムもありません。
決められたカリキュラムに沿って授業を受けるということがないので、テストもありません。
生徒たちは、1日を自由に過ごすことができるのです。
自分でやりたいことをして過ごします。
サドベリー教育では生徒とスタッフが話し合う事が重要
しかし、個人のやりたい・自由な放任というわけではなく、学校内でのルールなどは、生徒とスタッフとで話し合いが行われます。
日本の教育現場では、学校がルール(校則)を決めて、生徒はそれに従わないとならないのが当たり前になっていますが、サドベリースクールは、そのようなことはありません。
スタッフと生徒は対等な立場であるのです。
上から言われたことに従うのではなく、自分が一員となって学校運営に関わったり、自分のやりたい、興味のあることにとことん取り組める、話し合いの中から人との関わりなどを体験するなかで学ぶこと、これらの体験を積むことのできるのがサドベリー教育であり、その教育を受けられる学校がサドベリースクールです。
まだまだ日本においては実施している教育機関が少なく、知名度も低いサドベリースクールですが今後広がっていくことでしょう。