モンテッソーリスクールで見た子供の限りない可能性。【体験ブログ】

モンテッソーリメソッドの教育は、長きにわたり世界中で絶大な支持を受け、教育界に最も大きな影響を与えた教育法の一つとされていますが、私は子供を産むまで、モンテッソーリメソッドの存在すら知りませんでした。
モンテッソーリスクールとの出会いは全くの偶然で、長男のために家の近くの保育園を探していた時に、一番近くにあった保育園がモンテッソーリスクールでした。
長男が18カ月になった時、そのモンテッソーリスクールに入れようと思い、家族や友人に相談しました。
家族や友人たちには、モンテッソーリメソッドは、普通の教育法と全く違うんだよと言われましたが、学校を見学した時に、子供たちがとても整然としていて、先生の話をしっかりと聞いているのに感心したのと、口コミ情報の評価がとても高かったので、息子をモンテッソーリスクールに入学させることに決めました。
息子が学校に行き始めて1か月ぐらいたった後、息子の変化に気が付きました。
台所に置いていたプラスチックの容器を集めて、形や大きさが同じものを集め始めたのです。
私は家族とともに、“すごい。2歳にもなっていないのに、大人より整理整頓が得意だね”なんて冗談を言い合うほど、毎日キッチンにあるものや、自分の部屋にあるものを集めて似たようなものを一緒に積み重ねたりして遊んでいました。
モンテッソーリメソッドでは、先生が子供の様子を観察し、子供の自主性を重視し、その子供のペースで学ばせると聞いていたので、他の学校の子供たちに比べて勉強が遅れてしまったらどうしようという不安が少しありました。
でも実際は正反対で、みんなと同じペースで勉強をしなくてもいいので、難しいことができる時は、周りの生徒達ができるようになるまで待たなくても良いのです。
結局、モンテッソーリスクールではない学校より、全体的に学力のレベルが高いことが分かりました。
息子は、5歳になるまで、太陽系惑星、世界の大陸と国名、歴代大統領を全て言えるようになり、スペイン語も学びました。モンテッソーリメソッドでは、本を読むことが得意な子供には、どんどん難しい本を読むチャンスを与えます。
まだ保育園にいるのに小学生が読むような本を読んでいるのも普通です。
数字が好きな子供は、1000まで数えられるようになったりします。
教えるのでなく、ひとりひとりの発達にあった援助をするために先生が見守っていることで、子供に限りがない可能性が出てくるのではないかと思います。